プロセスが大事
5月29日(水)
「プロセス」と聞くと、食いしん坊の私はチーズを思い浮かべてしまいますが、辞書で「プロセス」を引くと「過程・工程・方法」とあります。
私は、活動の中で園児が出来るようになったこと・出来たことに対し、結果ではなく、出来るようになるまでの過程を褒めたいと思っています。
例えば、縄跳びが飛べるようになったことに対し「飛べたね!すごいね!」と「飛べるようになるまで、よく頑張ったね!」だと、私は後者です。
そこまで努力したから出来るようになった、頑張った証し、その姿勢を認めたいと考えます。
子どもたちは、いつか結果で判断される年齢になります。
学生のうちは成績だったり、社会人なら仕事の結果であったりするでしょう。
「結果が良くなければダメなんだ」と自分を責めたり、追い込まないでほしいと思います。
それは、周りの人間関係も影響してくることではありますが、まずは「自己肯定」できる人であってほしいのです。
頑張ったことが認められる経験を重ねていくことで、自己肯定感が芽生えてきます。
子どもが「出来なかった」ことを「出来るように」環境を整え、援助(支援)し、出来るまでの努力を認め、出来るようになったら「共によろこぶ!」
龍谷幼稚園は、このような場所でありたいと考えています。