主体性とは?
9月10日(火)
朝晩が涼しくなり、1日のうち過ごしやすい時間が増え、暑がりの私はとてもありがたいです。
それでも日中はまだまだ暑く、短い時間ですが、子どもたちは元気に水遊びを楽しんでいます。
さて、表題の「主体性とは?」ですが、辞書で調べると「自分の意思・判断に基づいて行動すること」とあります。
龍谷幼稚園では、この主体性を何より大切にして園児と関わっています。
はたから見ると、放任しているだけのように見える場合もありそうですが、「子ども主体の保育」は、子どもがやりたいことを「ただ」やらせるだけではないのです。
保育教諭(専門家)として「教育的に」「安全に」「安心して活動ができる」よう計画し、子ども一人ひとりの様子や成長を見ながら、子ども自身が選択できる環境を整えます。
もちろん、この中には常に「先生」と言う人的環境も含まれています。
どのような人的環境なのか?
大人も子どもも、「答え」は自分が持っています。
例えば子どもの「どうしたらいいかな?」という問いかけや、友だち同士のトラブルの際「〇〇すれば?」「△△しなさい」「私ならこうする」というアドバイスをしがちですが、当園では自分で答えを見つけてほしいので「どうしたいの?」「どうなりたい?」「じゃぁ、どうすればいいかな?」という質問を繰り返してみます。
少し時間はかかりますが、こうしていると自然に自分の中から答えを見つけられるようになっていきます。
自分で出した「答え」ですから、納得して発言・行動ができますね。
大人が子どもにしがちな「アドバイス」という優しいコントロールで、子どもの主体性を阻むことがないよう気を付けています。
いよいよ令和7年度の園児募集が始まります。
龍谷幼稚園は、上記のような保育に自負をもって取り組んでいます。
願書の準備はできていますので、是非お知り合いをご紹介ください。