学校法人 函館龍谷学園

認定こども園 龍谷幼稚園 -りゅうこくようちえん-

自律神経って大切なんだ!

園長先生のひとりごと

自律神経って大切なんだ!

11月12日(水)

自律神経とは、私たち人間が生きるために大切であり、なくてはならないものです。
ところが今、自律神経が正常に働かない子どもが増えているそうです。
・朝はグズグズしてスッキリ起きられない
・いつも何となく食欲がない
・すぐに疲れてグッタリしてしまう
などなど。

そうなってしまう原因の中には、夜更かしや太陽の光を浴びないこと等も上げられます。
自律神経を整えるには、早寝早起きが鉄則!
夜はグッスリ眠って朝はシャキっと起き、お腹が空いてご飯を食べ、外で身体を動かして遊ぶこと。
こうした生活を送れば、自律神経は自然と鍛えられ、身体も脳も順調に育っていくそうです。

自律神経を整えることが大切な理由の一つとして、脳の発達に影響すること。
0~5歳くらいに、脳はぐんぐん発達します。
その土台として必要な機能が、自律神経と言われています。

保護者は仕事・家事・育児と、忙しい毎日だとは思いますが、優先順位を一つ決めませんか?
優先順位の1位は「子どもの早寝早起き・朝ごはん!」
そういっても、習慣づいてしまっていることもあると思いますので、少しずつ環境を整えていくことをお勧めします。
寝入る寸前まで動画を観せたりせず、電気を消して入眠しやすい環境を整えるところから始めましょう。

自律神経が整うことによって脳がしっかり育つと聞いたら、優先順位は言わずもがな、ですね。

子どもだって一人の人間

6月30日(月)

先日、築地本願寺で行われた「まことの保育セミナー」に参加してきました。
「まことの保育」とは、浄土真宗の教えを基軸とした保育のことです。

今回のセミナーでは、子どもを「一人の人」として尊ぶ保育について学びました。
多くの大人は、子ども(特に未満児)に対し「子どもだからまだ理解していないだろう」「ごまかしがきく年頃だ」と思っているかもしれません。
それは間違いで、子どもは「大人の不誠実さに気付いてるけど、合わせてくれている」のです。
例えば「イヤイヤ期」と呼ばれる時期にも、子どもはちゃんとした理由があって泣いたり怒ったりしているので、大人は何が嫌なのかを知ろうとすることが大切です。
泣いたら抱っこで解消しようとする、これは残念ながら良い関りではありません。
「この人は、いつも真摯に向き合ってくれない」と理屈ではない部分で感じてしまいます。
抱っこは素敵なアタッチメント(愛着)ですが、捉え違いに気を付けたいものです。

どんなに小さな子どもでも、まず、どうしたのか・何があったのか・どうしてほしいのかを言葉に出して聞く、それから、そうだったんだね・嫌だったんだね・それをしたかったんだねと共感します。
言葉を話せない年齢であっても、尊重されていることは理解できるのです。
このような関りを続けることによって、子どもとの信頼関係が構築されます。
目に見えない信頼でつながると、1歳でも理性が働くそうです。
そばにいる大人との関係性で、子どもの心は変化するということですね。

私たちの喜び

4月21日(月)

しばらくひとりごとも言わず(?)忙しい毎日を過ごしていました・・・
気付けば4月も半ばを過ぎ、時間があっという間に過ぎていることを実感します。

さて、今日は保護者の皆様に目を通していただきたい文面があります。
函館の私立幼稚園は、北海道私立幼稚園協会(北私幼)という公益社団法人に属しています。
北私幼では、毎年1回テーマを設定して作成する「カマラード」という広報誌を発行しているのですが、この「カマラード」に寄稿しました。
たくさん伝えたいことはあったのですが、文字数との兼ね合いでギュギュッと要約したものになります。
龍谷幼稚園では何を大切にしているかを知っていただけると思いますので、是非ご覧ください。
下記をクリックするとご覧になれます。

カマラード