ジェイコブ・コーラーさん🎵ピアノコンサート
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11月21日(金)
今日は楽しみしていた「ジェイコブ・コーラーさん」によるピアノコンサートの日でした😊登場と共に始まった演奏は「ルパン三世のテーマ」。
力強いダイナミックな演奏がとっても素敵でした！
ジェイコブさんの「How are you?」という問いかけに、子ども達は「I’m Fine!」と活き活きとお返事😊
英語での会話からスタートしましたが、ジェイコブさんが「日本語も話せます♪」と親しみを込めてお話しされると、そのあまりの流暢さに私たちも驚きました✨
続いては、「幸せなら手をたたこう」の英語バージョンに挑戦！
ジェイコブさんに英語の歌詞を教わり、ピアノの演奏と息を合わせて子ども達とのミュージックセッションが始まりました。
手拍子や足踏みも加わり、リズミカルで賑やかな時間に😊
楽しさのあまり大盛り上がりとなりました。
演奏が終了すると、子ども達からは自然と「イエーイ！」という喜びの歓声が上がり、会場は温かく、微笑ましい雰囲気に包まれました。
会場には２台２種類のピアノがありましたので、それぞれの名前も教えていただきました。いつもお遊戯室にあるピアノが「グランドピアノ」という種類。そして今回のコンサートのために運び込まれたのが「アップライトピアノ」という種類。
そしてこのアップライトピアノはただのピアノではありません…という事で、ピアノ調律士の矢川さんをご紹介していただきました。
今回の演奏で使われるピアノは「被爆ピアノ」と言われています。広島に投下された原子爆弾の熱線や爆風に耐え、傷つきながらも奇跡的に焼けずに残ったピアノなのだそうです。
表面には当時の傷跡が残っておりますが、その被爆ピアノを丁寧に修理し、平和へのメッセージを伝える活動をされています。傷ついたピアノの音色を通して、「二度と戦争を起こしてはいけない」という平和への強い願いを、全国、そして世界へ運び続けています。
被爆ピアノでの演奏は、優しく響く「星に願いを」から静かに始まりました。被爆ピアノの深く、温かい音色が会場に満ち、皆静かに聴き入ります。
そして「ミッキーマウスマーチ」が始まると、会場は一気に明るいムードに！楽しいリズムに誘われるように、自然と手拍子の輪が広がりました。
その後も、子ども達に人気の「パプリカ」・「にじ」と演奏は続き、会場いっぱいに子ども達の明るく元気な歌声が響き渡ります。
そして、ラストは映画となりのトトロの「さんぽ」で盛り上がりは最高潮に！最高の演奏と、子ども達の弾けるような笑顔で、本当に楽しく、心温まるひと時となりました😊
この被爆ピアノの裏側には、当時の持ち主のお名前と、被爆地（爆心地）から何キロの場所で被爆したかが記されています。
傷跡とともに残されたこの記録は、私たちが平和の尊さを考える上で、とても貴重なメッセージを伝えてくれています。
今でも美しい音色を響かせる「被爆ピアノ」。子ども達の今日のような元気な歌声が、この大切なピアノの音色と共に、平和な未来へと響き渡ることを願います。
